- 2025.06.01
- お知らせ
何故、私はドラムを叩くのか🥁
気がつけば、スティックを握っている。
気がつけば、バスドラを踏み込んでいる。
気がつけば、鼓動のようにリズムを刻んでいる。
何故、私は、こんなにもドラムに魅せられてしまうのだろうか?
ドラムは、魂の叫びだ
ギターが旋律を奏でるなら、ドラムは魂を叫ばせる楽器だ。
怒り、喜び、悔しさ、熱狂。
全部、皮の張られた円盤にぶつけてやる。
バチを振る手に感情を乗せて、スネアが泣き、タムが吠える。
誰かのためじゃない。まずは自分の心を打ち抜くために叩く。
ステージに立てば、戦いが始まる
ライブの幕が上がる。
客席のざわめきが、背中を押す。
ドラマーの位置は後ろかもしれない。けど、バンドの心臓はいつもここにある。
その夜、バンドが“走る”か“転ぶ”かは、ドラマー次第。
その重圧が怖いか? いや、逆に燃える。
“今日の私が、全員を引っ張ってやる”
そう思える瞬間がある限り、ステージはやめられない。
練習の先にしか、“本物”はない
スティックコントロール。クリック練。ルーディメンツ。
正直、地味だし、面倒くさい。でも、それをやるかやらないかで、未来は変わる。
リズムの正確さ、音色の深さ、フレーズの切れ味。
全部、毎日の“叩いた分”が、裏切らずに返ってくる。
ドラムは嘘をつかない。
だからこそ、真剣に向き合う価値がある。
最後にひとつ、言わせてくれ
ドラムは、叩けば音が出る。
けど、“響く音”を出せるかは、貴方(貴女)次第だ。
この楽器には、“人間”が乗る。
どんな生き方をしてきたか、どれだけ音楽を愛してるか。
全部、音に出る。
だから、今日も私は叩く。
誰よりも熱く、誰よりも深く。
心の奥に届く音を、探し続けるために。
好きな言葉
胃薬